海江田和記です。
先日はOECメンバーの神戸さんが私のプライベートオフィスにコンサルを受けに来てくれました。
神戸さんは、コミュニケーションのコンサルタントとしてビジネスをするために集客の仕組みを学んでくれているのですが、ランディングページをチェックさせていただいたときに1つ重要なことが抜け落ちていることがわかりました。
それは何かと言うと、サービスを買った後の未来を見せられていないということです。
例えば、神戸さんのような人とのコミュニケーションが苦手だった人が、コミュニケーションをスムーズに取れるようになるためのサービスを提供する場合、単純に考えると打ち出し方は「コミュニケーションが苦手な人がコミュニケーションがスムーズにとれるようになりますよ!」というような文章になってしまいます。
稼ぐ系のサービス(例えば、月収100万円を稼げます!)みたいなものであれば単純に「●●さんのサービスを受けたら月収100万円稼げるようになるんだ!」で良いのかもしれませんが、成果が目に見えにくいようなサービスを売る場合は、単純な解決方法だけではなかなか見込み客の心をつかむことはできません。
では、そんな時はどうすれば良いのかというと、その問題が解決した後の未来を見せることです。
神戸さんのようなコミュニケーションの場合であれば、スムーズにコミュニケーションが取れるようになったあとの未来がどのように変わるのかを考えてみます。
実際に神戸さん自身も昔は人とコミュニケーションをとるのが苦手だったそうなのですが、その時は周りに言われたことを全て「Yes」で答えていたり、営業マンをやっていた時も「なぜお前が担当なんだ」と言われて自信が持てなくて周りに流されて生きているような感覚があったようです。
でも、コミュニケーションをしっかりと学んで、スムーズに人とコミュニケーションがとれるようになってからはスターバックスの店員さんとものすごく仲良くなれたり、深い信頼関係が築けた恋人ができたり、自分がやりたいと思ったことを誰かに伝えられるようになったり、コミュニケーションがとれるようになったことで自分で人生を選択して自分の人生を生きられている感覚になったと言っていました。
ということは、神戸さんの場合はコミュニケーションによって得られた未来というのはスムーズに人と会話ができるようになるという未来ではなく、自分の人生を自分で選択して自分らしく生きられる未来を手に入れたということになります。
このように考えると打ち出し方もかなり変わってくるように思いませんか!?
私が教えている集客の仕組み化で例えるなら目の前の未来は「自宅にいながらでも毎月安定的にクライアントを獲得できる」という未来ですが、さらにその先の未来を見るのであれば「家族との時間をたっぷりとりながら、自分の好きな時間にだけ好きな仕事を100%楽しみながら自分の望むライススタイルが手に入る未来」になるのではないかと思います。
是非、あなたもお客さんがあなたのサービスを手に入れることで手に入る未来を考えてみてください。