公園にいるパパとママに私はどうしてもコレを伝えたい

海江田和記です。

私は娘と公園に行くと、いつも「なぜ?」と思うことがあります。

子供といるのにスマホを触っていて子供の顔を見てないパパ。

はしゃいでいる子供の横で「とりあえず子供が行きたいというから公園に連れてきた」と言わんばかりに冷めた顔でベンチに座っているパパ。

子供が自分の思い通りに動かないから感情的になり声を荒げるママ。

 

その一方で私はいつも娘と公園で楽しく遊び、時には大爆笑し、時には褒めて、時には娘の公園でのチャレンジを失敗してもすぐに支えられるように寄り添っています。

きっと、多くのパパとママは気づいていないのだと思います。

 

いつか、公園で子供と遊べる日が終わること。

それは5年後かもしれないし、10年後かもしれないけど、子供はいつしか親とではなく友達同士で遊ぶようになる。

歩き疲れて抱っこを要求してくることも、「いやだ!まだ遊びたい」と泣き叫ぶことも、10年後にはないのです。

 

手をつないで歩いているのも、いつしか手をつながなくなり、自分で歩くようになり、彼氏と手をつなぐようになり、今度は自分の子供と手をつなぐようになる。

きっとみんな気づいていないんだろう。

「今しかないんだということ」

 

私が15時半に仕事から帰って来て「パパー!!公園に連れて行って!」とリビングから玄関に向けて走ってくる姿を私はあと何回見れるのだろうか?

公園であとどれだけ一緒に楽しめるのだろうか。

 

そう思うと私は周りの親たちを見ていつも言いたくなる

「今だけだぞ」

「安心すれば良い、今どれだけ公園に連れて行くのが大変だ!と思っていてもそれはいつか必ず終わりが来る」

「その時間がどれだけ貴重な時間だったのかは過ぎてから気づくつもりか?」

30年後には子供の小さかったときの写真を見て、のんびり暮らしながら

「あーー懐かしい!」

「このとき、可愛かったなあ」

とめちゃくちゃ大変だったことも忘れて思い出に浸るときが必ず来てしまう。

 

公園にいるパパとママに私は心から言いたい。

「今だけなんだということを自覚したほうが良い」

 

子供が大人になり別の場所で住むようになれば、話したくても話せない時が来て、今みたいに1日のほとんどの時間を過ごせる時間はなくなり、月に1回会えるか会えないかになる。

そんな貴重な時間なのになぜ感情的に怒ってしまうのかが私には理解できない。

 

私の妻はもともと幼稚園の先生で子供が生まれる前に「叱る」と「怒る」の違いを聞いてその話を今でも心の中に刻みつけています。

「叱る」とは、相手のために言うことで自分は全く感情的になっていないこと。

「怒る」とは、感情的に相手に言うこと。

叱ることは大事だ!でも私は絶対に怒りたくはない。

 

そんなもったいない時間を過ごすことは本当にごめんだ。

 

子供だけではなく妻との時間も子供と同じようにいつか終わりが来る。

50年後はわからないけど、60年後か65年後にはどちらかが相手の最後を見ないといけなくなる。

 

相手との思い出でいっぱいだった家に、どちらかが残され、仏壇に飾ってある写真を見て話しかけても会話が返って来ない日が必ず来る。

それはいつかは分からないけど、間違いなく言えることは必ずその日は来る。

 

話したいことがあっても、写真に一方的に話しかけるだけで相手から返事が返って来ない日が必ずくるわけで、これは相手が返事をしてくれなくなるか、私が返事ができなくなるかのどちらかだ。

 

いつかそういう日が必ず来るのに、なぜ夫婦の時間をもっと増やそうと思わないのだろうか?

なぜ、相手に感情的になってしまい、優しい言葉をかけられないのだろうか?

 

限られた時間の中でなぜもっと夫婦で爆笑するような話をしないのだろうか?

求めていなくてもいつかは、返事が返ってこないか、自分が返事ができない日が来るのに。

 

でも、それができない理由は私は分かっています。

それは「今を生きるのに精一杯」なのか「仕事というゲームに熱中しているから」です。

 

お金の悩みと日々の忙しさから自分のことでいっぱいいっぱいだから、家族に目を向けられる余裕がないのです。

もし、あなたがビジネスで売上が安定しない、忙しいと思うなら、早く仕組み化して働く時間を減らしても売上が安定する状態を作るべきです。

そして、「生活のためのビジネス」をさっさと卒業して「ビジネスをゲームにするべきです」

 

ビジネスは終わりのないゲームです。

売上だって上を目指せばきりがない。

やりたいことは山ほどあります。

 

でも、ビジネスをゲームだと思っておかないと、本当に大事な家族との時間をどんどん削ってゲームにはまり込んでいきます。

それを家族のためだと都合よく思い込んではいけません。

 

ビジネスが面白い、楽しいと思うのはゲームだからです。

もし、ビジネスが大変だ、生活のために頑張らないとと思っているなら、なるべく早くゲームになる状態にしましょう。

 

私がやっているOECという集客の仕組み化を教えるスクールでは、朝活というのをやっていまして、朝5時に起きてみんなで仕事をするということをやっています。

子供を起こさないように寝室を出て別の部屋で頑張っている人、自分がいなくなると子供が起きるからと言って子供が寝ている横で起こさないように仕事をしている人もいます。

私はコンサルタントとしては自分がうまくいった方法を教えることしかできないですが、より早くビジネスをゲームにできる状態になってほしいと心から思っています。

 

大変なのは今だけです。

この時間がどれだけ貴重な時間だったかを気づく前に、今目の前でやるべきことを1日1日しっかりとやっていこう!