サービスの良い商品は売れるのか?鮭から学んだ購買の真実・・・

海江田和記です。

今回のタイトルにあります、「サービスの良い商品は売れるのか?」という問いに対してあなたはどう思いますか?

 

「お客さんが満足できる良い商品なら当然売れるでしょう!」

 

このように答える人が多いのではないでしょうか?

実際に、私がクライアントと初めてコンサルティングをするときも「商品には絶対の自信があるので受けてもらったら絶対に変わるし満足してもらえる自信がある」とおっしゃる方が多いです。

 

しかし、、、、

 

その話の後にクライアントは必ずこのように言います。

 

「でも集客もできないし、サービスが売れないです。どうしたら良いでしょうか。」

 

そうなんです。サービスの内容がどれだけよくても、あなたがスキルをどれだけ磨いてもサービスが売れることとは別の問題なのです。

 

まずは、これに気づかなければなりません。

 

すごく重要な話なので少し例え話をしたいと思うのですが、先日私はスーパーに魚を買いに行きました。

美味しい鮭が食べなくなり、スーパーに入って魚コーナーに向かうと、お目当の鮭を発見しました。

 

しかし、ここで困った問題が起きました。

 

なんと、私が欲しいと思っていた鮭が何十匹も並んでいたのです。

 

私は一番美味しい鮭が買いたい!!

 

でも、美味しいかどうかは食べてみないと分からない・・・・。

 

そこで私はある行動にでました。

 

「美味しい鮭」を選ぶことはできないので「美味しそうな鮭を見つけることにしたのです」

 

なるべく大きくてプリプリしていて色が綺麗な鮭を探して、美味しい鮭ではなく美味しそうな鮭を購入して家に帰りました。

そして、食べてみたら抜群に美味しくてやっぱりあの鮭を選んでよかったと大満足しました。

 

では、話を戻しますが今回の鮭の話のように人は美味しい商品ではなく美味しそうな商品を選ぶのと同じで、サービスが良い商品ではなく良さそうな商品を選ぶのです。

 

つまり、商品の中身の良さと商品が売れるのは別問題で捉えなければなりません。

お金を稼げない人がサービスの中身や自分磨きばかりして、自分が成長すればサービスが売れると信じてしまっていますが、現実は極論を言えば中身が空っぽでも良さそうなサービスにできたらサービスは売れます。

残念ですがこれが現実です。

 

あなたは全く自分のサービスに触れたことも体験したこともない人でも「この人のサービスは良さそうだ」と思わせることはできているでしょうか?

 

良いサービスは良いサービスを受けた人にしか分からないので、まずは良いサービスを良さそうなサービスに見せられる努力をしてください。

まずはそこからです。