キャッシュフローに苦しんでいたときの話

海江田です。

昨日はOECのメンバーとチャットをしていまして、「海江田さんもキャッシュフローに苦しんだ時期があったのですか?」と聞かれたのでその話をしたいと思います。

私は会社員時代に副業でビジネスを初めて割と早く売上も上げられて、起業してからも順調に売上を伸ばしてきました。

でも実際には売上が上がっているけどキャッシュフローに苦しんでいた時期は結構ありました。

 

「え?売上が上がっているのに何でキャッシュフローに苦しむの?」って思われるかもしれませんが、これはいくつか理由があります。

キャッシュフローを良くするというのは実はすごくシンプルな考えで「毎月支出よりも収入が多ければ良い」のですよね?

 

つまり、キャッシュフローを限りなく良くしようと思うと「収入が入ってきても限りなくお金を使わない」ということをすればキャッシュフローはどんどん良くなります。

でも私はお金があるだけ使ってしまっていたのです。

 

今考えたら、まぁダメなやつですよ。

数年前の自分が目の前にいたら正座して10時間は説教してやりたいぐらいです。

 

では、なぜお金があるだけ使ってしまうのだと思いますか?

それは「来月も同じだけの収入が入ってくることを想定しているからです」

 

例えば、もし仮にですよ!

毎月1000万円入ってくるのが50年約束されるなら、いくらでもお金を使いますよね?

というか使っていいですよね!?

 

でも、今月は1000万円稼げたとしても来月は500万円になるかもしれない、もしかすると0になるかもしれないという想定をしないでお金を使ってしまう。

そうすると、翌月思ったよりも売上が上がらないといきなりキャッシュフローが悪くなるし、臨時の大きな支出が生まれた時にヤバくなってしまうわけです。

そんなことにも気づかずに自ら自分の首を締めていたのが数年前の自分です。

 

「誰か、助けてーー苦しいよーー」といいながら自分で自分の首を締めている状態ですね。笑

 

だからもしキャッシュフローが厳しい状態になりやすい人はまず「今はお金があるけど、この先どうなるかわからない」という前提を常に頭に叩き込んでおいて欲しいのです。

弊社では基本的には6ヶ月分の固定支出はストックしておきます。

仮に毎月の固定費が500万円だとしたら3000万円は法人の口座に入れておけば、6ヶ月間売上がゼロでも大丈夫です。

そこから余ったお金に関しては何%は自己投資に使ってOK!何%は投資や運用に回す!という風に決めています。

 

会社で「キャッシュフローが苦しくならないルールと資産が増えるルール」を作り、ルール通りにお金を使えばキャッシュフローが厳しくなることはありません。

 

もし今あなたがキャッシュフローに苦しい状態ならすぐにこれをやってください。

1 固定支出や支出を限りなく減らす

2 売却できるものは全て売却する

3 儲かっていない事業は即撤退して儲かる事業に一点集中

 

もし、キャッシュフローに苦しんでいる人は過去の私と同じようにならないように是非、今日の話を参考にしてみてください^^