先日OECメンバー限定セミナーの大阪でやってきました。
今回のテーマは2018年、最後のセミナーだったので私が集客をしていくときに最も大事だと思っている「事実」を捉える力についてお話をさせていただきました。
というのも集客がうまくできない人のほとんどのケースが事実ではなく考えで捉えていることが多く、考えで捉えているから適切な改善ができなくて集客ができない状態を続けてしまうのです。
例えば、私がよくクライアントに言われることとして「先月は思うように集客ができなかった」という言葉があります。
ただ、思うように集客ができなかったというのは事実ではありません。
少しややこしい言い方をすると、思うように集客ができなかったとクライアントが感じただけなのです。
ではもっと複雑な話に進んでいきますが、「思うように」という言葉が出てくるということは「何かを思った」ということになります。
「先月は思うように集客ができなかった」という言葉であれば「先月はこれぐらい集客ができると思っていた」という予想がクライアントの中にあったということです。
それは例えば「先月はメルマガ読者を500人は集められると思っていた」のような感じです。
ではこの例えをそのまま使いながら説明していきますが、「先月はこれぐらい集客ができると思っていた」を事実として捉えるのであれば「先月はメルマガ読者を500人は集められると思っていたけど350人しか集まらなかった」というのが事実になります。
ではここからは、なぜ、500人集められると思っていたのに350人しか集められなかったのかを検証していくのですが例えばクライアントの戦略では
facebookの個人アカウントで毎日情報発信をして月間100リスト。
ブログで毎日情報発信をして100リスト。
Youtubeで1週間に2回発信をして月間50リスト
広告運用で予算25万円で250リスト。
それで合計500リスト取ろうと思っていたとしましょう。
でも現実は
facebookの個人アカウントで毎日情報発信をして月間30リスト。
ブログで毎日情報発信をして50リスト。
Youtubeで1週間に2回発信をして月間20リスト
広告運用で予算25万円で250リスト。
だったとすると、改善策は見えてきます。
毎日発信をしていて無料媒体での集客がトータル100リストだとすると、来月同じように頑張っても同じぐらいしかリストはとれないよな・・・・
これ以上頑張ったところでリスト数が増えるとも思えないし、広告費を増やして広告からのリストをあと150リスト増やそうか・・・
そうすると1リスト1000円でとれたら予算をあと15万円増やさないといけないな・・・・
みたいな感じで対策を考えられるのです。
でも、事実を正確に捉えてなければなぜ、思うように集客ができなかったのか!?という明確な対応策がないままに来月もほとんど変わらない行動をとってしまうのです。
今起こっていることの事実は何か!?
これを正確に捉えることは本当に大事ですよ。