最近、ネットフリックスの
ドラマをよく見ている。
きっかけは
佐藤健のグラスハートだ。
「佐藤健、マジでカッケー。」と思った。
ただ、1つだけ
残念なことがあった。
音楽的には超カッコいいのだが、
恋の話が個人的にマジでいらんなと
思ってしまっていた。
本来、ここは超絶キュンキュンするところなんだろう。
でも、全くときめかない。
恋しているのに
想いを伝えられていない
あの謎のモヤモヤ時間が嫌いだ。
「言いたいことあるならタスクリストにぶっ込んで、いつまでに想いを伝えるかを期日決めろよ。」
ぐらいに思っている僕は
きっと大事なものを
失ったんだろう。
歳をとるって本当に嫌だな。
「世界の中心で愛を叫ぶ」の
ドラマを見て
綾瀬はるかにマジ恋レベルに
惚れていたあの心は
一体、どこに行ってしまったんだろう….
多分、今セカチュウを見たら
大人になっても
ズルズル亡くなった恋人を思ってる
おっさんヤベエだろ。
という感想を持ちそうだ。
グラスハートを見た後に
よくネットフリックスの
オススメで出てきていたのが
小栗旬主演の
「匿名の恋人」
もう、タイトルでアウトだ。
「恋人」・・・・
僕は思った。
「はーい!絶対見ませーーん。」
「恋バナ系はお帰りくださーーい」
ただ、小栗旬が社長役らしいことには惹かれた。
昔、リッチマンプアウーマンで
小栗旬が社長役をしているのが
カッコ良すぎて何度も見たことがあり、
ちょっと覗き込む気持ちで
第1話を見てみた。
「へー。チョコレートのお店の話なんだ」
それぐらいの感想。
まぁ、ちょっと面白かったから
なんとなく2話目も見た。
すると…なんか僕の胸に
異変があった
一言で言うなら
キュンとした。
気づいたら3話・4話と
見ていく私。。。
出張中のホテルで鬼仕事をして
ボロボロだった僕の心が
キュン・・・キュンと音を鳴らしている。
「あ・・・・こ・・・これは」
翌日のトップシークレッツの
ミーティングが終わって
新幹線に飛び乗り、
お弁当を食べながら
続きを一気見していたけど、
キュンキュンしすぎて
もはや、あの時食べた
ぶりの照り焼きですら恋の味がした。
キュンキュンしすぎて
心臓発作になるのではないかと思った。
マジで死ぬと思った。
「海江田和記さんは匿名の恋人でキュンキュンしすぎて、心臓発作でお亡くなりになりました。新幹線の中でぶりの照り焼きを食べながら最後を迎えました。」
そんなことを医者から告げれた
家族はどう思うんだろう。
きっと妻はネット上に
このように書き込むだろう
「匿名の恋人・キュン死の可能性あり」と….
新幹線でやるはずだった
タスクを無視して
ただひたすらドラマを見続け、
芦屋に着いた時、
閉店間際の大丸に飛び込み
チョコレートを買っている自分がいた。
めちゃくちゃデカイ
高級チョコを買って帰って
「チョコのお土産は珍しいね」と言われた。
妻とチョコを食べた後に
「匿名の恋人」を妻に勧めた時。
マジで冷や汗が出た。
今、このタイミングで
ドラマを見られると
「お前、めっちゃ影響されてるやん」
「めっちゃ影響されてチョコ買ってるやん」
というのが鬼バレる。
それを想像したら
不倫がバレた時の男のように
冷や汗が出た。
もう一度見たいけど、
蜂に2回刺されたらヤバいのと同じように
匿名の恋人も2回見たら
キュンキュンしすぎて
アナフィラキシーショックになる
可能性が高い。
でも、それでも
また見たい。


