将来のビジョンを掲げると失敗する

海江田和記です。

すごく個人的な話なのですが最近、Amazonプライムビデオで映画を見ることにハマっています。

特に最近よかったのが「天使がくれた時間」です。

 

ニコラスケイジ主演の映画で13年前にビジネスを学ぶために空港で当時付き合っていた彼女と別れることになります。

13年後、ニコラスケイジは投資会社の社長になりお金持ちになっていました。

そんなある時、謎の黒人に出会い目が覚めたときには自分はお金持ちではなくなり普通のサラリーマン。

そして13年前に別れた彼女と結婚して子供がいる生活を生きていくというストーリーです。

 

「最近、仕事ばかりしているな」

「家族との時間を疎かにしているな」

と感じる人は是非、見てみてください。

 

仕事よりも本当に大事なものを改めて気づかされると思います。

 

では今日の本題にいきたいと思います。

なぜか最近

「海江田さんの将来のビジョンは何ですか?」

と聞かれることがあります。

 

実は私には将来のビジョンがほぼありません。

 

なぜなら、将来はどうなるか分からないしもしかしたら明日死ぬかもしれないからです。

 

将来のビジョンを設定する怖さはそのビジョンを達成すれば良くて達成できなかったらダメだということになりがちなことです。

 

会社としてのゴールは

「事業収入ではなく配当収入で会社が運営できる状態にする」

というゴールが明確にありますが、それ以外に自分の将来のビジョンはありません。

 

目の前の仕事を1つ1つ真剣に丁寧に取り組むだけです。

 

「え?そんなんで成功できるのですか?」

と思われるかもしれませんが

私の人生はすでに大成功を納めています。

 

20歳の時に結婚したいと思った女性と27歳の時に結婚して、可愛い娘と息子が生まれて私には今の段階で人生に後悔はありません。

 

「あんな素敵な家族を作れたから十分成功だったな」

と思って死ぬと思います。

 

だから今の私の人生は成功のオマケの人生なのです。

 

自分の家族や社員のために会社に内部保留のお金を残して会社で資産運用をしっかりやっていく。

 

そして、会社の年間固定支出を上回るだけの資産運用による配当収入が年間固定支出を上回れば会社は売上がゼロでも存続することができます。

 

社員全員でセミリタイアできる状態を作ってしまえばもっと仕事は楽しくなると思っています。

 

その未来が手に入るかは分かりませんが、その未来のために日々努力をしていることは確かです。

 

でも、もしそれが達成できなかったとしても私はすでに成功しているので別に人生に後悔はありません。

 

ビジョンの怖さはそのビジョンが達成しないと失敗だったと感じさせられること。

 

でも、本当の失敗は自分の掲げたどうでも良いビジョンのせいで、目の前の大切にしないといけない人や大切にしないといけない時間を疎かにすること・・・

 

それこそまさに人生の失敗だと私は思います。

 

ビジョンなどどうでもいい。

 

目の前の人、目の前の時間を大切にすることが大事だと思います。