思い出したくない過去の話

海江田和記です。

 

昨日、妻が熱を出しまして
予定していたスケジュールを
全て延期していただき
家でずっと家事をしていました。

 

妻が体調を崩すというのは
スポーツで例えるなら

 

監督とキャプテンがいない
というぐらいに危機的状況になるので

 

妻の偉大さを改めて感じました。

 

女性は偉大です。

 

もしあなたが女性なら伝えたい。

 

あなたは偉大だ!

 

男性にはこう伝えたい。

 

女性の心と体のケアを忘れるな!

 

妻が早く寝たので
一人長い夜を静かに過ごしいるなかで
今メルマガを書いているのですが

 

少し昔のことを
振り返っていました。

 

例えばクライアントで
なかなか行動できなかったり

 

新しいことにつまづいたり
している人がいるけど

 

自分はどうだったかな・・・って

 

私も最初は
サーバーって何?

 

メルマガって何をするの?

 

ワードプレスって何?
アメブロのこと?

 

みたいなところから
始まっています。

 

できる人は最初からできると
盲目的に感じてしまうことはあるけど

 

実はその人だって
最初はあなたと同じところから
スタートしています。

 

でも私は過去を振り返っても
行動できなかったり
立ち止まったりすることは
ありませんでした。

 

とにかく前に進み続けていました。

 

それで何でだろうと
振り返っていたのですが

 

今日はその話をしたいと思います。

 

ちょっと恥ずかしい話。

ちょっと思い出したくない話。

 

でも、私のスタートはここでした。

 

私がビジネスを始めた時
まだ会社員でした。

 

化粧品の営業をやっていまして
営業成績はいつも悪くて

 

飲み会のたびに
上司や先輩にダメ出しされるので
それが嫌で嫌で

 

飲み会が決まった日から
飲み会が終わるまでずっと
憂鬱でした。

 

飲み会になると
私はとにかく愛想を振りまきました。

 

何を言われても
ずっとニコニコしていて

 

ほっぺたが痛くなるぐらいに
笑いました。

 

でも、それは笑っていたら
嫌なことを言われないのではないかという
自分の中での防御反応でした。

 

・海江田はノリが軽い

・チャラチャラしている

 

そんな風に言われましたが
内心はそれを演じている自分を
今すぐやめたかった。

 

飲み会が始まると
飲めないくせにとにかく
一気飲みしました。

 

ビール・焼酎ロック
何でも一気飲みしました。

 

でもそれは早く酔いつぶれたら
嫌なことを言われないと言う
これもまた防御反応でした。

 

お酒を飲んだら
頭がいなくなる私は

 

飲み会が終わった帰り道
必ずロキソニンという
鎮痛剤を飲んで頭痛が来ないようにしていました。

 

フラフラになりながら
俺は何をやっているんだ!という
情けない気持ちに何度もなりました。

 

家賃5万円の家に帰り
シャワーを浴び
すぐに朝が来て

 

「昨日の飲み会最高でした!」
なんていうウソまでついて

 

そんなウソの自分から
抜け出したかった。

 

それから会社でミスをして
上司や先輩に無視されるようになり

 

ここに自分がいるのに
その存在が消される辛さ

 

手の震え
電話がなるだけで心臓バクバク

 

怖くて
怖くて
たまりませんでした。

 

そんな時、私にとって
唯一の光が自分のビジネスでした。

 

真っ暗闇の自分の現実に
小さな灯りをビジネスが灯してくれました。

 

頑張れば会社を辞めれる
起業できる!

 

成功できる!!

 

ただその想いだけでした。

 

やらなければ地獄が続き
やれば光が大きくなっていく。

 

だから私が立ち止まらなかったのは
その小さな光に向かって
進むしかなかったからです。

 

現実の生活は私にとって
恐怖しかなかった。

 

睡眠時間を削っても
体調を崩しても

 

進むことでしか
自分の未来を見出せなかったのです。

 

だから行動できなかったり
分からないから自分はできないと言ったり

 

そういうことは
私にはありませんでした。

 

やるしかなかった。

 

そしてその光がどんどん大きくなり
今のここまで来ることができました。

 

きっと会社員時代に
もっと会社の居心地が良かったら
私は今、あなたにこのメルマガを書いていることはないでしょう。

 

あの時は現実が真っ暗だったから
起業という小さな光だけを信じて
進み続けられましたが

 

今という現実が
少しでも明るかったら
その光に向かって進もうとは
思わなかったかもしれません

 

進んだとしても
その目指す光を疑い
諦めて前に進まなかったかもしれません。

 

あの時、強烈に逃げ出したい
現実があってよかった。

 

きっと、そうじゃなかったら
私はラクな光の前で動くことなく
そのまま人生を終えていたでしょうから。