ビジネスをやっていると、必ず競合と比べられることがあります。
例えば、WEB集客を学ぼうと思ったときには、私以外にも他の集客を教えているコンサルタントの方と比較されて、誰か1人に対してお金を払ってサービスを受けることになるわけですが、売上を上げるためには他社となるべく比較されない状態を作るか、高確率で自分が選ばれる状態を作らなければいけません。
この時に多くの人はコンセプトやキャッチコピーを差別化すれば良いと思われています。
確かに、コンセプトやキャッチコピーを競合と差別化できれば「興味」は持ってもらえるでしょうが、それでサービスが売れるかと言われたら残念ながら売れません。
では、人はそもそもどうやってサービスを比較して購入を決定しているのか?
ここをしっかりと理解しておかないと他社と比較されて選ばれず、売上が伸びない状態になってしまうので是非、頭の中に入れておいて欲しいのですが・・・
人はサービスを選ぶ時には「プリファレンス」に従って選んでいます。
プリファレンスというのはブランドに対しての好意度のことでブランドエクイティ・商品パフォーマンス・価格から成り立っています。
ブランドエクイティというのはブランドのイメージのことです。
つまり、自分が選ばれるためには他社と比べてプリファレンスが高い状態を作らないといけないということなのです。
そのためには商品が魅力的であること、価格以上の価値を感じてもらうことはもちろんですが、ブランドイメージをしっかりと作っていく必要があります。
特にコンサル系のサービスの場合はこのブランドイメージが非常に重要だと私は感じています。
では、ブランドイメージというのはどうやって生まれるのかというと・・・私は大きく分けて3つだと思っています。
1 サービスのベネフィット
2 顧客実績・自分の実績(バックボーン)
3 価値観、世界観
です。
この3つが他社と違うと感じてもらえればブランドを生み出すことができます。
顧客実績は経験を積んでいかないと作ることは難しいですが1と3は明日からでも生み出せるものだと思うので他社と比べた自分のベネフィットと価値観・世界観の違いを上手く訴求できれば良いと思います。
いずれにしても中期・長期を考えていくとプリファレンスは非常に重要なのでプリファレンスを高めていくためには集客をすることや売ることばかりではなく、購入者の満足度も考えていかないといけません。