底知れない、海江田ブラザーズ

 

土日は体調を戻すために
しっかりと休養しながらも
昨日は私の事務所の前で

子供たちと自転車で走ったり、
ドッチボールの練習をしたりしていました。

子供たちと遊んでいる時に
ふと思ったのですが、

いつも遊んでいる時に
親の方から「そろそろ帰ろうか?」と言って

「まだ、遊びたい」と言われて、

「そろそろ帰らないと…」と言い返す。

こういうことって
多くないですか?

まさに私はそうだったのですが、

これって、

「子供に限界を超えさせてあげられていないのではないか?」

と思ったのです。

筋トレも仕事もそうだと思うのですが、
限界までやった時に
めちゃくちゃ成長するじゃないですか?

でも、子供と遊ぶ時って
大人のスタンスは

「子供の遊びに付き合っている」というマインドになりがちなので、

早く終わろうと考えがちだったりします。

なので、海江田は決めたのです。

「子供がもう辞めたいというまで、やらせてみよう」と。

まずは午前中に事務所の前で
ドッチボールの練習。

今度、娘が大会に出るので
本気で練習をしていたら
弟も賛成。

ボールを投げたら
顔に当たって
弟ブチギレ。

謝る、パパ江田。

「今度は絶対に顔に当ててはいけない」

超緊張する中、
弟の手を目がけてボールを投げる。

弟が「キャッチ」そして
満面の笑み。

「よっしゃーーーーー!!!」

心の中でガッツボーズ。

ワールドカップで優勝したときの
メッシのプレッシャーと喜びは
きっと、これぐらいだったのだろう…

妻がフレッシュネスバーガーを
買ってきてくれたので
自宅に戻って

ハンバーガーを美味しく食べて
休憩しようと思ったら、

ブラザーたちが

「パパ、今度は事務所で自転車に乗りたい」と言い出した。

トライアスロンをした後に

「フルマラソン」してこい!!

と言われるような絶望感。

「カ・・・・監督。もう無理です」

「私・・・体調がまだ回復していないんです」

そんな言い訳を許さない
ブラザーの言う通りに
また事務所に向かう。

そして、事務所の前で
自転車をこぎ始めて1時間が経過。

まだニコニコしながら
乗り続ける海江田ブラザーズ。

暑いと言われたら
着ていたダウンを預かり。

喉が渇いたと言われたら
事務所から水を入れてくる
敏腕マネージャーっぷり。

1時間半が経過。

ようやく飽きて
鬼ごっこがしたいと言い出す。

回復中の体に鞭を打って
全力でブラザーズを追いかけわす鬼江田和記。

節分の日に
これだけ全力で鬼をやっている男は
なかなかいないだろう。

もし、芦屋市
「節分の日、全力鬼選手権」があったら

間違いなく
優勝カップは我が手にあっただろう。

30分後、ようやく家に帰ることになったのですが、

クタクタの鬼江田に今度は
盤ゲームをやろうと誘ってくる、
ブラザーたち。

「もう遊びたくない」というレベルまで
遊びきると決めたので

盤ゲームも全力でやっていたら

弟が勝ったら
お姉ちゃんが号泣。

お姉ちゃんが怒って
もう一回やると言い出し

お姉ちゃんが勝ったら
弟が号泣。

弟が怒って
もう一回やると言い出す

「エンドレスストーリー。」

気づいたらお風呂の時間になり
強制終了。

子供の限界を引き出すのは
なかなか大変である。

そういう意味では
自分は限界まで仕事を頑張ったり
やりきっているだろうかと
ちょっと自分に疑問を投げかけてみた。

ブラザーのように
自分もまだまだやれると思う。

体調も戻ってきたので
限界まで頑張ろう。

ブラザーの限界値は
底知れねえぜ。