コンサルタントが本物のスキルを身につける唯一の方法

海江田和記です。

私のところには時間と労力をかけずに売上を上げるためにビジネスを仕組み化したいという方がたくさん来られますが、私はスタートアップの段階で提供するサービス自体を仕組み化するのは反対しています。

というのも集客はもちろん最初から仕組み化すれば良いと思うのですが、お客さんと真剣に向き合って成果を出させることを考えたらスタートアップの時は個別コンサルをするべきだと思うからです。

 

これは私の勝手なコンサル像にはなりますが、本当に素晴らしいコンサルタントは人の悩みを秒速で解決できるようなアドバイスをできる人だと思っています。

クライアントから悩みが飛んできたらそれをキャッチしてすぐに問題の解決方法を投げ返しちゃうみたいなそんな感じです。

 

私自身もかなりその領域まで来ているなぁとは実感していますが、まだまだ磨いていきたいと思っているので今後も死ぬほど個別コンサルをしていきたいと思っています。

 

スクール運営などももちろん良いとは思うのですが講師が一方的に話すケースの方がどうしても多いですし、質問や悩みを聞く機会があっても表面上の悩みや相談だけで根っこの深い部分まで聞くことはできないからです。

 

なので、私はこれから始めるという方やまだ十分なクライアントの数をこなせていない人に対しては「もうこれ以上無理だっていうぐらい個別コンサルの数をこなそう!」と言います。

 

それが最初から嫌だという人は良いコンサルタントにはなれないと思います。

 

今、多くの方が最初っからスクール運営を始めたり、コンサルをしたこともないのに最初っから高い料金設定にしていたり、ステージ1なのに料金設定はステージ5の人と同じみたいな変な状況が起きていると感じます。

 

そしてそのサービスを受けた人は中身が空っぽだから成果が出せない・・・みたいな感じを見ると本当に悲しくなります。

 

もちろんトップクラスのコーチやコンサルタントを見るとスクール運営やコミュニティ運営をやって1対不特定多数の形でも生徒にバッチリ成果を出させている人もたくさんいますが、その人たちは過去には絶対に死ぬほどコンサルを経験しているはずです。

 

コーチやコンサルという肩書きの人たちが掃いて捨てるほど増えた今の世の中で生き残っていくためには私たちは「クライアントに成果を出させるための本物のスキル」を身につけなければなりません。

 

そのためには個別コンサルで多くのクライアントを抱え、成果が出せずに悩み・苦しみ・そして乗り越えて結果を出せるという数をどれだけ経験できるかだと思います。

 

なのでもっともっとたくさんの個別コンサルをこなしていきましょう!

 

非効率かもしれませんが、それが長期的にコンサルタントとして生き残っていくためには必要です。