【暗黒】相互紹介は目の前の売上は上げられるけど失うものが大きすぎる件

「クライアントさん同士で相互紹介とかってやらないんですか?」

私が集客の仕組み化を教えている
OECの個別面談をする時に
かなりの頻度でこの質問を受けます。

 

ただ、私はこの質問にはいつも即答で

「絶対にやりませんし、今後も相互紹介は絶対にやりません」

と答えます。

 

もちろん、仲良くなったメンバーが
お互いに紹介をすることは全然OKですが

私から相互紹介を
推奨するようなことはありません。

 

それはなぜかというと
私自身がこれまでずっと
自力集客にこだわってきたのは
相互紹介を避けるためでからです。

 

相互紹介というのは
自分のサービスを人に紹介してもらって
集客をして売上を上げる代わりに

紹介してもらった人のサービスも
紹介しますよ!というものです。

 

このように書くと
悪いののではないと思うのですが

ただ、紹介って本来は
大きな信用の上にやるべきことだと
私は考えています。

 

例えば、私はよく人に
「○○さんを紹介してほしい」と
言われることもあれば

「こんなことで悩んでいる人がいたら
是非、私のサービスを紹介してほしい」
と言われることもあります。

 

ただ、私が紹介をする時というのは
自分がその人のサービスを受けたことがあって

「騙されたと思ってこの人のサービスを受けてみた方が良い」と
言えるぐらいのサービスであること。

 

もしくは、自分がサービスを受けてはいないけど
自分の信用を委ねてでも
信頼している人しか紹介しません。

 

なぜなら、紹介って
ものすごくリスクが高いからです。

 

例えば、私が良かれと思って
Aさんに武田さん(仮名)を紹介したとします。

 

もし、Aさんが武田さんのサービスを受けて
微妙だと思ったら

紹介した私の信用が傷つきます。

 

逆に、Aさんから武田さんを紹介してほしいと
言われて安易に紹介した結果・・・

結局、Aさんが武田さんのサービスを受けなくて
ただ、武田さんと知り合いになりたいだけだったり

ちょっと相談したいだけだった・・・

みたいな感じになってしまうと

武田さんに余計な時間を使わせてしまって
失礼なことを私がしてしまったことになります。

 

では、紹介が良い方向にいくケースは
どんなケースかというと

それは、紹介した相手も
紹介された相手も喜んでくれた時。

実はこの時だけで
この状態になった時に初めて
自分の信用も上がり、感謝されるのです。

 

だから、相互紹介で売上を上げるという考えは
私からすると自分の信用を捨てて
目の前の売上を獲りにいくだけの行為としか思えないのです。

 

「いや、そんなことないですよ」

と思われるかもしれませんが

 

一人の人間のことを
理解することも難しいのに

何人もの人間性や
サービスの良し悪しを理解するのなんて
絶対に無理ですから

 

相互紹介は短期の売上を上げると同時に
信用を捨てる行為だと私は思います。

 

もちろん、だからといって
そのやり方を否定するわけではありません。

 

「騙されたと思ってこの人のサービスを受けてみた方が良い」と

思えるような人のサービスなら
絶対に喜んでもらえるので
紹介した方が良いです。

 

でも、相手のことも相手のサービスのことも
よくわからない状態で紹介するなら

それは自分の売上のために
自分の信用を換金しているだけです。

 

もし、あなたが好きな情報発信者が
自分の売上のためによくわからない人の
サービスを勧めてきたらどうですか?

 

私なら、二度と信用しないです。

 

この相互紹介地獄から抜け出すためには
自分の商品は自分で集客して
販売できるようになることです。

 

人に頼らずに集客ができること
これが本当に大事だと思います。