忙しさから抜け出すコーチ・コンサルタントの仕事術

海江田和記です。

今の私は集客を仕組み化して、新規クライアントの獲得は自分が何もしなくてもできている状態を作れるようになりましたし、サービス自体も仕組み化をして150名以上メンバーがいる中で自分がほとんど何もしなくてもメンバーが成果を出せる状態というのを作れるようになりました。

 

ただ、ここに至るまでは1ヶ月で80人近い人の個別オンライン説明会をしたり、サービスもメンバーサイトなどを作って誰もが見て進められるようなものを作ってきたのでその時は結構大変でした。

 

今、このような状況を作れているのは私の中で3ヶ月先、6ヶ月先を考えて仕事をしてきたおかげだと思っています。

 

例えば、毎日忙しいと言っている経営者や起業家の方はたくさんいらっしゃいますよね。

その忙しさから抜け出したいということで多くのコーチやコンサルタントから相談を受けるのですが、この人たちの話を聞いていると今の忙しさがこの先ずっと続くような働き方をしていることがわかりました。

 

例えば、クライアントのサポートに追われているコンサルタントで、すべてのスキルやノウハウを個別で1つ1つ教えていると言っている方がいました。

ということは5人クライアントがいたら、5人に同じ話をしなければならないということですよね。

これって非常に効率が悪いですし、クライアントにとっても同じことが学べるなら自分のペースで学べるような体制があったほうが嬉しいと思います。

そこで私なら5人に同じことを教えないといけないものがあるなら、最初に動画を収録しておいてそれをメンバーサイトにアップして見てもらうようにします。

それを見て分からないことや質問があったらそれは個別で対応してあげれば良いのですが、この時に出た質問や疑問をさらに動画で収録してメンバーサイトにアップしておけば同じ質問をしたい人はその動画で解消されるわけですよね。

 

でも、このようなことをお伝えするとかなり高い確率で「メンバーサイトを作ったり動画を作るのは大変だ」という人がいます。

確かに作っている時は大変ですが、私たちが今やるべき仕事というのは本来、3ヶ月先や6ヶ月先の多くの時間を手にいれるためにやるべきだと私は思います。

 

最初の1ヶ月で大変でも全員に教えないといけないことを動画にとってメンバーサイトにアップしておければ、同じことを翌月に教える必要はありませんよね。

仮に、1人に教えるのに30分かかっていたとすると5人で2時間半という時間が不要になって手に入るわけです。

このように考えて少し先の自分が楽になるために仕組みを作っていければ、今は忙しくても3ヶ月先は時間が有り余る状況をつくることができます。

今、あなたが忙しいと感じているのであれば何が忙しくて、どうすれば3ヶ月先の自分が暇になれるのかを考えて今やるべき仕事をやってみてください。

 

同じ忙しさがこの先ずっと続くような働き方をしている限り、忙しさから解放されることはありませんよ。