3年前のクリスマスに私が会社を辞めた話。

海江田和記です。

今日は12月25日、クリスマスですね。

クリスマスといえば3年前に私が会社を退職した記念日です。笑

 

実は、私は3年前のクリスマスに会社を辞めました。

自主退社ではなく会社に副業がやっているのをバレたので自主退社という名の解雇です。

 

その時は会社の近くのカフェに上司に呼び出されて「会社が副業かどちらか選べ」と言われました。

 

すでに副業で会社の給料は超えていましたがそれでも安心なことなんて何一つありませんでした。

 

今月は稼げていても来月どうなるか分からない・・・。

それが起業の世界です。

 

正直、一瞬「副業をやめて会社で頑張ります」と上司に言いそうになりました。

でも、口に出しそうになったその瞬間に私は自分に問いかけました。

 

 

「お前は本当はどうしたいんだ」

 

 

今までなんだかんだいって会社にすがってきた私が会社を辞めるというのは、大勢で山登りをしていく中でたった1人で別の道を歩くと言いだすぐらいの恐怖がありました。

 

でも、私が本当に進みたかったのは別の道でした。

 

そして、震える足を必死で手で抑えながら私は「会社を辞めます」と言いました。

 

呼び出されたカフェの店員さんの声上司の顔、コーヒーの味何もかも今でも鮮明に覚えています。

 

会社では全員に非難され会社を辞める時は誰も口をきいてもらえず、最後にお礼に渡そうとしたお菓子も受け取ってもらえませんでした。

4年間勤めた会社のドアを出た時渡そうとしたお菓子を見ながら、ものすごく心が苦しかったと同時にものすごく心が軽くなりました。

 

「これでやっと自分にウソをつかずに生活できる」

 

そんな複雑な思いを持って地下鉄に乗って最後の通勤帰りにものすごい量のメッセージが私の元に届きました。

それは「退職おめでとうございます!」という起業仲間からのメッセージでした。

誰にもおめでとうと言われることのなかった退職を祝ってくれた仲間に私は救われました。

1人で別の道を選んだつもりだったのに気づいたらそこには多くの仲間が待っていてくれました。

 

そして、私はそんな仲間と一緒にそれぞれの目標を叶えていきたいという思いで活動してきて今まで素晴らしい仲間に出会ってきました。

 

あの時、自分に素直になって震える足を手で抑えつけて一歩踏み出していなければ今の私はありません。

 

今までの道を歩いていればきっと安心してこれからも歩いていけるでしょう。

新しい道を進むことはそれだけ不安や恐怖はあります。

でも、1人で別の道を歩こうと決心して踏み入れたその道の先には必ず素敵な仲間が待っています。

 

それでも何か迷った時や悩んだ時は、「自分は本当はどうしたいのか!?」と自分に問いかけてみてください。

 

怖くても、不安でも自分にできるか心配でも良いです。

 

本心で選んだ選択を後悔することは絶対にないはずですから。

 

人生は今この瞬間に変えられます。

 

でも、それは自分の本当に行きたい道を選び進みたい場所に歩き始めたその時です。